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日本の農業に貢献したい、という思い

農業資材メーカーを中心に就職活動を進める中で、当社を選んだ一番の理由は企業理念に共感したからです。自分が理想とする“日本の農業に貢献すること”を掲げる当社なら、どんな部署でも前向きに仕事に取り組めるだろうと考えました。また、全国に拠点があり、開発から製造、販売まで一貫して手がける会社であり、様々な業務に携わるチャンスがあると考えて入社を決意しました。
入社以来、つくば開発センターで開発業務に携わっています。新規商品の開発と既存商品の改良を目的とする、実験室・工場での試作実験や肥料成分分析、圃場での栽培試験などが主な仕事です。農業従事者の高齢化が進む中、肥料の性能を向上させて散布の量や回数を減らすことは重要な課題です。高成分の肥料や長期間効果を維持できる肥料、作物の品質向上に寄与できる新しい肥料の開発を目指すとともに、既存商品に関してはお客様や農家様に対して商品特性を効果的に示すことができるようなデータの収集と共有を目的としています。

幅広い視野で、新製品の開発に挑む

現在は、一人ひとりに与えられた複数のテーマについて開発を進めています。大学の研究では論文や学会発表が成果物だったのに対し、企業では製品や試験結果が成果物です。限られた時間の中で、求められるスペックに対し、自社工場の生産体制や使用できる材料、コストなど、幅広い視点で様々な制約を想定しながら開発を行います。試行錯誤の結果、自分が思い描いた製品を最終的には工場で何万倍というスケールに再現できることが、この仕事の醍醐味です。
当面の目標は、現在担当している案件が製品化され、生産者の方に喜んでいただくこと。その中で肥料の開発や製造に関する知識と経験を深め、いずれは技術普及グループの仕事に携わりたいと考えています。また、2018年に新設された海外・新規事業推進室の業務も兼務しており、今後はアジア地域での市場開拓に営業職として関わる予定です。会社にとっても前例のない挑戦ですが、後に続く人たちのために、ぜひ成功してモデルケースを確立したいと思います。

つくば開発センターってどんなところ?

茨城県・つくば市にある「つくば開発センター」は、当社の研究開発の拠点です。周辺には自然が残るエリアで、センターの敷地内には試験圃場として水田や畑が併設されています。メンバーは約10名とアットホームな雰囲気。昼休みには毎日、野球好きの上司や同僚と、駐車場でキャッチボールをしています。私は会社の野球チームに入っているので、休日には東京本社や関連会社の人たちと合流して練習や大会に参加する機会も多いです。

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